ビジネスホン営業道中
2007年06月05日 10:50 ビジネスホン販売は通信回線の変革と常にリンクしていた
2007年02月09日 21:30 ビジネスホン営業の今昔
2007年01月23日 09:50 サンビジコム トップページを新しくリニュアルしました。
2006年12月28日 15:08 2006年ビジネスホン販売を振返って
2006年12月09日 12:28 最近のビジネスホン動向について>>IPシステムとIP-VPN
2006年06月16日 10:47 ビジネスホン販売30年間の営業道中4>>コードレス電話機がビジネスホンを変えた
2006年06月14日 10:25 ビジネスホン販売30年間の営業道中3>>通話時間と通話料金が見えるビジネスホンの出現
2006年06月12日 10:43 ビジネスホン販売30年間の営業道中2>>電子式ビジネスホンの出現
2006年06月09日 16:05 ビジネスホン販売30年間の営業道中1>>事前申請と許可、検査がありました。
2006年06月02日 10:02 ビジネスホンのリースは、契約期間に注意が必要です。
2006年05月24日 09:18 実際のビジネスホン販売ドキュメントのご紹介
最近のビジネスホンのユーザー動向について
最近ビジネスホンをご導入いただきましたユーザーの状況についてご紹介させていただきます。
■金属加工関係の工場

1.概要
業務拡張のため、新工場に移転されました。
建物は、2階建てで広く天井が高く、工場設備に合わせて人が動くため該当者に連絡するにはコードレスシステムと放送呼出が必要でした。
2.システム内容
NTTαGX-Mビジネスホンを導入しました。
事務所に固定電話を6台、コードレス電話機を5台、受話器から呼出ができる放送スピーカーを設置しました。
3.導入効果
事務所、工場など何処にいても捜す事ができ、連絡がすぐできるようになり便利になりました。
探す手間がなくなり、本来の仕事に集中でき生産性が向上しました。
■広告宣伝会社
1.概要
15年近くも使用していたビジネスホンを取替えて社内の雰囲気を変えたいと考えていたそうです。
導入する際は、社内の雰囲気に合ったデザイン重視の電話機にしたいと考えていたそうです。
導入していただいた商品は、2008年度のグッドデザイン賞を取得した岩通プレコットになりました。
2.導入に至る経緯
当社のビジネスホンブログからお問合せをいただき、当社ビジネスホンサイトもご覧いただき岩通プレコットが気に入っていたそうです。
訪問時にデモ機を持ち込み、実際にデスク上に置いてみると社員の方が集まって関心を示していただきました。
3.導入後のこと
やはり決め手は電話機のデザインでしたが、機能も多彩にありますのでひとつづつ使いこなしていくとのことでした。
■不動産会社

1.概要
現在新築中の建物にビジネスホンを導入します。
1Fの店舗に固定電話機とコードレス電話機、6Fに固定電話機を置いて連絡をとることです。
2.導入に至る経緯
以前に当社がこの不動産に事務所でお世話になっており、先方からご連絡をいただきました。
打合せを行い、電話機を置く場所を決め、パソコンLANも行うことになりました。
最近は、電話設備とLAN配線を同時工事を行うことが多く、さらにパソコンインターネットなどの設定も一緒に施工することもかなりあります。
以上3つのケーススタディですが、ポイントはユーザーが何を望んでいるかということを的確に把握して最もいい提案をしていくことが大切です。
今後もこれを肝に銘じて行動していきたいと考えています。
ビジネスホン販売は通信回線の変革と常にリンクしていた
ビジネスホン販売を30年余りもやっているとその時代の通信回線の変革とリンクしていることに気がつきます。

■プッシュホンでのサービス開始 '75~
従来はアナログ回線での発信方法は回転ダイヤル式(DP式)であり、相手先電話番号を回転ダイヤルに指先を入れて回すといった方法で発信していました。
その後、現在のプッシュボタン式ダイヤル方式(PB式)が主流となりましたが、当時はこのプッシュホンを使用するために付加使用料金が課金されたため普及は今一歩でした。
当時のビジネスホンの販売方法は、このプッシュホンの付加使用料金を安くするためにあえて回転式に取替する販売が主流でした。
また、外観はプッシュボタン式でありながら付加使用料金がかからないDP式回線で接続して使うアウトパルス方式のビジネスホンが売れていました。
■ISDN回線サービス開始 '88~
今までは、アナログ回線だけのネットワークでしたが、国際規格のISDN回線サービスが始まりました。
アナログと違って、回線にデジタル信号を通すことを目的に構築してあり伝送速度も最大128kbpsと当時のアナログ回線が24Kbpsでしたので5倍以上の速度がでることで注目を浴びました。
ビジネスホン販売の売りとしては、1本の回線で2chが使用できますので、「電話をしながらFAXができる」、「アナログ回線2本で使うより、30%も基本料金が安くなる」をセールスポイントにして拡販をしました。
■LCR(ACR)機能 '90年代~
従来NTTだけの独占であった回線ネットワークに競争原理を取入れる新電電方式で、キャリアが独自の回線網を構築してNTTの通話料金よりも安くすることを主体にスタートしました。
相手先の電話番号を回す前に事業者番号(0088など)を付けてから発信するとNTT以外の回線接続となり、通話料金が安くなるというしくみだ。
ビジネスホンの販売では、このLCR機能を内蔵しており、市外局番をダイヤルするだけで事業者番号を自動的に選択・付加して発信するというしくみを生かして拡販をしました。
■マイライン '00~
あらかじめご利用になる電話会社を登録していただくことにより、従来必要だった「00XY」などの電話会社の識別番号をダイヤルする必要がなくなります。
これにより、通話料金を安くすることができます。
ビジネスホン販売でも、マイラインサービスをセールスポイントに拡販をしました。
■IP電話サービス '01~
ADSL回線などを使用したIP回線は距離に関係なく通話料金が定額となりますので、長距離通話などにはメリットがあります。
今では、電話番号も050だけではなく、今使用している番号がそのまま使えるIP電話もあります。
ビジネスホン販売でもIP電話を直接接続して使用することにより、通話料金が安くなることをメリットに拡販しています。
ビジネスホン営業の今昔
ビジネスホンの営業で30年経過した営業の今昔を振返ってみます。

■1975年~
ビジネスホンがまだ電磁式の頃でした。
太いケーブルで配線している時代で、電話回線もアナログ回線だけで最大10回線を接続するのが最大容量でした。
この頃の営業は、単独電話機を複数台で使用するのと比べて、ビジネスホンを使うことによるメリットを説明しなければならない営業でした。
そこで、新築の事務所を狙って売り込みをかけていました。
特に、階層がある事務所ではビジネスホンのメリットが説明しやすく理解が早いのでここをターゲットにしていました。
■1981年~
電子ボタン電話装置が発売されて、電磁式に比較して様々な機能が増えていきました。
例えば、オンフックダイヤルなどはこの商品での機能でした。
従来型では受話器を上げずに電話ができることなどなかったため、非常に便利な機能でした。
また、当時はプッシュホンは付加使用料金が高額であり、この料金を安くするためプッシュホンからダイヤル式に戻してビジネスホンのプッシュ機能(アウトパルス方式)を使うことにより、料金を安くする売り方が流行りました。(外観から見た電話機は、プッシュホンそのものです)
また、電電公社のレンタルビジネスホンをリース方式によりリプレースが盛んに行われました。
■1985年~
電電公社が民営化してNTTが発足しました。
回線や端末機など多くのことが激変していきました。
この頃には、ビジネスホンもかなり性能が良くなり、電磁式のビジネスホンはかなり少なくなっていました。
NTTになってからはレンタル制度も無くなり、同じリースでの販売となり同じ土俵で戦うことになりました。
新電電ができて、長距離通信回線がNTT以外でも販売ができるようになり、特に市外電話の料金を安くするサービスいわゆる「LCRサービス」が大きなセールスポイントとなっていました。
特定の市外局番をダイヤルするとある新電電回線につながって通話をするとNTTより何%程度安くなるというふれこみでビジネスホンを販売していました。
■1990年~
携帯電話やPHSも使用開始されて、電話もコードレスの時代に突入していきました。
ビジネスホンも事業所コードレスシステムと呼ばれる商品が発売されて、装着される比率も高まってきました。
レイアウト工事費用がかからないビジネスホンをセールスポイントに販売をしていました。
■2001年~
マイラインはNTTだけではなく、使用者が通信業者を自由に選択できる制度です。
マイラインは、市内・県内市外・県外市外・国際の4区分に分かれていて使用者が自由に選択できるという制度であり、猫も杓子もマイライン戦争へと突入しました。
ビジネスホンもこの制度に便乗するようにセールスポイントにして販売していました。
■2002年~
インターネットの普及率が高くなり、公衆通信網に対してIP電話サービスが出現してきました。
IP電話は、回線交換と違い回線を占有することがないのでコストが安くできることが大きなポイントとです。
ビジネスホンにも一般回線に加えてIP電話サービスを長距離電話に使用するケースが多くなりました。
これにより、ランニングコスト削減をセールスポイントにしていくことにより拡販していきました。
サンビジコム トップページを新しくリニュアルしました。
本ブログと連携しているサンビジコムトップページがリニュアルされました。

当社は、ホームページを中心にした展開で事業を行っております。
したがいまして、ホームページは会社の看板であり、収入源でもありそして営業マンの代わりとして24時間勤務もしてくれるという働き者です。
その顔と言うべきのトップページをリニュアルしてリリースしました。
今回のテーマは「安心と信頼が見えるトータルオフィスプランナー サンビジコム」です。
とかく、ネット販売はバーチャルショップであるため見えない=(イコール)不安・心配がつきまといます。
安くていいものを早く手に入れるには最適の手段なのかもしれませんが、前者のことが常に気になるところです。
そこで、通常のショップで購入するのと同じ感覚で安心して購入していただけるにはどうしたらいいのかを考えたところ今回のサイトに至りました。
■「サンビジコムが見える」
一番目立つ左上に当社オフィスの写真とそこで働く社員の姿を掲載しました。
さらに、「会社概要」「当社の信条」「沿革」「社長のブログ」などをわかりやすい場所に並べて見ていただくことにしました。
また、何をどのように販売しているのか、コンセプトは何かなどをわかりやすく説明しております。
■お得意様に何度も来ていただけるサイト
サンビジコムから一度でもご購入していただいたお客様に今後何度も訪れていただけるようなサイト作りをめざしました。
お得意様専用の入口を設け、そこから入っていただければ「お買得情報」「新商品情報」「情報交換の広場」などのメリットある情報を提供します。
さらに、目的の商品を選びやすくまた本ブログなどと連携して見れるような配置になっております。
■トータルオフィスプランナーをめざします
当社コンセプトの「トータルオフィスプランナー」は、オフィスに関するもの全てをワンストップで取扱うことにより、お客様に手数をかけずに「いいもの」を「安く」「早く」さらに「安心・信頼」をお届けします。
このテーマをより発展させていくために従来取扱している商品・サービス以外も積極的に取組んでいきます。
それにより、お客様の利便性・経済性そして安心・信頼してお任せいただける体制を構築してまいります。
以上がトップページをリニュアルした詳細説明です。
一度、ご覧いただければ幸いです。
2006年ビジネスホン販売を振返って
2006年もあと少しで終わろうとしています。
今年1年のビジネスホン販売は逆風の1年でした。

昨年暮れに起こった電話機リース問題は、今年1年ビジネスホン販売を低迷させる大きな要因となりました。
当社でも以前に比べて問い合わせ数も減っている状態です。
また、成約してもリース与信審査のハードルが高くなかなか通らない状況が出ております。
これらの影響により低迷した販売状況が現在もなお続いております。
詳しいことは、
悪質なビジネスホンリース販売に注意して下さい。
また、9月中旬にNTT東日本ひかり電話の通話障害は3日間にわたり発生しました。
これにより、発着信ができないなど大きな社会問題ともなりました。
当社でも6月にひかり電話オフィスタイプを導入して使用していましたが、この障害によりかなりの打撃を受けました。
特に、FAXもマイナンバーにしていたためFAX送受信もできず大変でした。
このため、障害後にFAXをアナログ回線に変更することにしました。
また、お客様にも大変ご迷惑をおかけすることになりましたが、当社としては連絡を取るなどして不十分ながら対応させていただきました。
今後、ひかり電話を販売する際には、お客様と十分打合せをして導入するように社内で徹底しました。
詳しいことは、
NTT東日本、ひかり電話通信障害について
以上2点が当社がとらえた、2006年ビジネスホン販売を振返っての出来事です。
このほかにも、IPネットワークの進展や新商品など話題が多かった1年だったかもしれません。
2007年は、この停滞感を払拭できる環境になってほしいと思うこの頃です。
ご愛読いただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年以降も電話機とビジネスホンの専門サイトを続けてエントリーしていきますので、引き続きご愛読いただけます様、お願い申し上げます。
良い年をお迎え下さい。
最近のビジネスホン動向について>>IPシステムとIP-VPN
最近のビジネスホンについて感じることを記述してみます。
■IPシステムについて
ビジネスホンというと主装置とキーテレホンというイメージが定着しています。
いわゆるレガシータイプのシステムです。
最近は、中小企業にもIPシステムが広がりつつあります。
外線IPはレガシータイプでも取り入れられていますが、内線IPはレガシータイプではできるものとできないものとがあります。
外線IPは、プロバイダのIP電話サービスを利用して通信コストを削減することが目的ですが、内線IPはLAN配線を電話とパソコンネットワークと共用することで移動・移転コストを削減することができます。
現状、中小企業ではレガシータイプに外線IPを接続してIP化をしているケースが多く見られますが、今後は内線IP化も進展していくと考えられます。
いわゆるフルIPシステムです。
フルIPシステムにおいては、レガシータイプIP-PBXからIP SIPサーバーシステム(IPテレフォニーシステム)に変わっていくことが予想されます。
SIPサーバーシステムは、装置のサイズもレガシータイプに比べて格段に小さくなりスペースの大幅な節約になります。
通信網のグローバルネットワークのIP化が進展してくることにより、ローカルシステムのIP化は間違いなく進んでいくと思われます。
■端末機について
レガシータイプでは、固定多機能電話機・PHSコードレスホン・単体電話機などが端末機の中心ですが、IP化が進んだ状況では下記のようになることが想定されます。
1.固定IP電話機:LAN配線を電話機に接続してパソコンは電話機のポートと接続する
2.無線IP電話機:内線専用型無線IP電話機(アクセスポイントと無線接続)
デュアル端末機~社内ではコードレスホンとして、社外では携帯電話として使用
3.ソフトフォン:パソコンに電話機ソフトをインストールして画面表示をさせてマウスクリックで発着信を行 い、通話はUSB電話機を使用する。
このような状況であればまさに電話とデータの統合が当たり前となります。
■IPネットワーク
インターネットVPNやIP-VPNを使用して拠点間のネットワークが構築できます。

例えば本社が新宿にあり、支店が池袋と渋谷にあった場合、従来ですと3拠点別々の電話システムとパソコンシステムの構築が必要でした。
拠点間のやり取りは電話の場合は外線を使用するか専用線で接続する形でした。
パソコンネットワークも同様にメールで添付ファイルで送信するか、低速専用線で接続してデータ通信をしていました。
これが、IPネットワーク(IPセントレックス)になれば、本社にSIPサーバーシステムを設置しておけば池袋と渋谷は電話機とパソコンだけでネットワーク構築ができるのでコストが大幅に削減できます。
池袋と渋谷の拠点では、新宿本社とまったく同じ電話機操作(発着信・保留転送・内線通話)が可能となり拠点が不在になっても本社で代理応答が可能となりますので、人件費の節約にもなります。
さらに拠点の営業社員にはデュアル端末機を使用させれば、社内と社外で使えますので導入費用が削減できます。
同様に、パソコンネットワークも本社のサーバーに直接アクセスが可能となりますので、業務スピードの向上になります。
このようにIPセントレックスを使用すればかなりのコスト削減と生産性向上に寄与できます。
■ご提案システムについて
当社では、これらに対応すべくシステムを取扱ってきました。
1.X7000システム
・フルIPシステム、SIPサーバーシステム
・外線:ISDN回線2本4ch、アナログ回線1本1ch、ひかり電話オフィスタイプ、ひかり電話ビジネスタイプ
合計20chまで接続可能
・内線:多機能固定IP電話機、無線固定Ip電話機、デュアル端末機FOMA N900iL、単体電話機2台
合計50台まで接続可能
・VPN:NTTフレッツグループアクセス接続により上記説明のVPNシステムの構築が可能
詳しいことは、NTT X7000システムをご覧下さい。
2.xCube(クロスキューブ)システム
・フルIP、オールインワンSIPサーバーシステム
・外線:ISDN回線2本4ch、フュージョンIP電話4ch、ひかり電話オフィスタイプ4ch 合計8ch
・内線:多機能固定IP電話機、内線専用型無線IP電話機、デュアル端末機FOMA N900iL、ソフトフォン
合計32台まで接続可能
・VPN:NTTフレッツグループアクセス接続により上記説明のVPNシステムの構築が可能
詳しいことは、
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き2
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き3
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き4
ビジネスホン販売30年間の営業道中4>>コードレス電話機がビジネスホンを変えた
1990年(平成2年)頃より、ビジネスホンにもコードレス電話機が使えるようになってきた。
当初は、家庭用と同じアナログコードレス電話機でしたが、その後音質とセキュリティがしっかりしたデジタルコードレス電話機が誕生して、ビジネスホンもコードレス化が拡大していった。

■アナログコードレス電話機を接続して使う
コードレスホンは、家庭用電話機として開発・普及が先行していました。
これはアナログコードレス電話機であり、盗聴されるなどで問題になったこともありました。
当初、このアナログコードレス電話機をビジネスホンに接続して使用していました。
発信は、0発信で、着信応答は通話ボタンで、転送はキャッチボタンを押して相手先内線番号をダイヤルして通話後転送という操作方法でかなり使いにく状況でした。
しかも、こもったような音となり、ビジネス電話機としてはいまいちという感じでした。
■デジタルコードレス電話機の出現
1995年(平成7年)頃には、デジタルコードレス電話機が誕生してきました。
当初は、アナログ電話機のような単体電話機をビジネスホンに接続して使ったが、そのうちに多機能電話機と同様に外線キーが付いていて、保留・転送が簡単にできる多機能デジタルコードレス電話機が発売されました。
これにより、コードレス電話機もビジネスホンとして本格的に使用できる形となりました。
■コードレス電話機の種別
①携帯型コードレス電話機:携帯電話と同じように移動しながら使える電話機
②卓上型コードレス電話機:固定電話機の形でコードレスタイプの電話機
③カールコードレス電話機:受話器部分がコードレスホンになっていて受話器コードなしで使用可能
■コードレスシステム営業
コードレスの利便性は、社内で電波が届く範囲であれば何処にいても電話ができることです。
「席を外すことが多い方や物を探しながら電話をするなどには最適システム」というフレーズで販売活動を行ないました。
これ以外に、レイアウト変更などが多い会社では変更時の工事費用が多額となるので、「コードレスであれば自由に移動ができるので、移設工事費用がいらなくなる」というセールスポイントを使いました。
このメリットにより、固定電話機からコードレス電話機に変えていただいくユーザーは多くなりました。
このように、以前ではビジネスホンは固定電話機というイメージから、コードレス電話機の採用により社内の何処にいても電話ができるという利便性と、移設工事費用がかからない経済性の2面がコードレスシステムのセールスポイントになりました。
コードレスビジネスホンの詳しいことはこちらから
ビジネスホン販売30年間の営業道中3>>通話時間と通話料金が見えるビジネスホンの出現
1985年昭和60年頃には、電子式ビジネスホンも各社がしのぎを削った新商品が発売されました。
その中でも、当時高価であった液晶を電話機に搭載したビジネスホンが出現しました。

当時のビジネスホンは、電話機はかける受けるの機能があればよし...という感じでした。
電子化による技術革新で、電話機にも表示機能が付けられるようになってきました。
当時発売したあるメーカーの商品では、「見える電話機の出現!」とキャッチアップしていました。
今ではディスプレイ付きの電話機は家庭用でもありますが、この機能が付くことにより色々な機能・性能向上が図られました。
下記は、主な機能です。
①通話時間・料金表示
電話機のディスプレイに、外線とお話し中の時間および通話料金を表示しますので、長電話を防止し、通話料金が節減されます。
②日時表示
電話機を使用していないときには、ディスプレイに日付・曜日・時刻を表示します。
③ダイヤルモニタ
ダイヤルした電話番号がそのままディスプレイに表示されますので、間違った相手にかける心配がありません。
特に、通話時間・料金表示は当時としては画期的なことでした。
従来、通話料金は電電公社(現在のNTT)から送られてくる請求書で料金を知ることしか方法がなかった時代でしたから大変驚きました。
この機能をセールスポイントにして、「電話機にメーターが付きました」とPRして通話料金の節減を訴える販促策で拡販しました。
この販促策はかなり効果がありまして、導入する企業が増えていきました。
このように、電話機はかけ受けするものだけから、ディスプレイの情報(相手先番号や名前、通話時間・料金など)をタイムリーに知ることができるツールに変わってきました。
今では、携帯電話ではディスプレイも大きくなり、カラーでビジュアルになっていますが、電話機にディスプレイは、この時代から始まったのです。
ビジネスホン販売30年間の営業道中2>>電子式ビジネスホンの出現
今から25年前の昭和56年にビジネスホンの世界で画期的な技術革新が起こりました。
それは、従来のリレーなど中心の電磁式ビジネスホンから、電子化されたビジネスホンの誕生でした。

太いケーブルが細くなった 国内初電子式ビジネスホン
電子機器にマイクロコンピュータが内蔵されるという今では当たり前になっていることも当時としては、画期的なことであり、これにより電話システムに大きな変革をもたらしました。
まず、通話回路を電子化することにより、太いケーブルのシステムが4芯ケーブルという細いケーブルに変わることにより、工事施工時間が大幅に短縮されたことやケーブルの太さゆえに台数制限などが取り払われてしましました。
また、マイクロコンピュータの採用により、機能が大幅にアップして従来は20程度から100程度まで増えることにより、新しい需要も出てきました。
このような状況で、電磁式から電子式への取替需要はすざましい勢いで起きてきました。
まさに、売り手市場そのものだったのです。
当時、メーカーでは商品の製造が間に合わず、納期が1~2ヶ月位かかるという異常事態でした。
そのような状況での販売活動といっても、販売店へ行って納期の折衝や、ユーザー先へ出かけて行き謝るという状態でした。
その後、供給体制も整い販促活動が強化されてリプレース(取替)が盛んになってきました。
この時の主な販売方法は、電磁式では外線数や電話機台数の容量が小さかったが、電子式は外線数や電話機台数の容量も多く設置できるので、電磁式を2セット設置している場合、電子式で1セットにまとめることにより、使いやすさが向上するというセールスポイントでした。
また、プッシュホンが普及してきた頃でもありビジネスホンでもプッシュ式タイプが設置されるようになった。
しかし、1回線600円という付加料金がかかるので躊躇するユーザーが多かったが、電子式にすることによりダイヤル回線のままでプッシュ電話機で使えるというセールスポイントも使えました。
電子式ビジネスホンが発売された頃はまさに、ビジネスホンの全盛時代だったとも言えます。
ビジネスホン販売30年間の営業道中1>>事前申請と許可、検査がありました。
ビジネスホンの販売をしていて注意していることを記述しました。

私は、ビジネスホンの販売に従事して30年の歳月が経ちました。
電磁式のビジネスホンから始まり、電子式、デジタル式、そしてIPシステムになった昨今まで、技術革新により激変してきたビジネスホンの歴史を体験してきました。
販売についても、時代の変遷とともに変化してきており、当初は「ビジネスホンとはこのような機能があり便利に使えますので...」といった説明から入っていったものでした。
機能・性能もシンプルで、まさにビジネスホンの5大機能「発信・着信応答、保留、転送、内線通話」を使えるだけでした。
導入企業の多くは、単独電話機を並べて使っている事務所での採用でした。
また当時は、電電公社(NTTの前身会社)が通信ネットワークを独占管理をしていたため、民間ビジネスホンを販売するには、技術基準(電電公社法)に準拠した商品しか公衆回線に接続することができないため、電話局などへ申請書類を持参して許可をもらいます。
許可が下りてから、本設置工事となります。
工事完了後は、電電公社職員の立会い検査を受けて合格してから使用開始となります。
このように、今では考えられないような複雑で面倒な手続きを経て販売が完了ということになります。
したがって、見積から始まり、完了・使用に至るまでは相当な時間がかかりまた、お客様に長くお待ちいただくことになり大変でした。
ビジネスホン代金の支払い方法も、当初は現金支払いか約束手形支払いが中心でした。
その後、リース活用が盛んになり、現状と同じようになりました。
この頃、プッシュホンといわれたプッシュ式回線が出現してきて、「これからは電卓と同じようになる」と言われました。
当時は、ダイヤル式がほとんどで、ダイヤルスピードも遅くて相手につながる時間もかかるので、相手が話中であった時などはかけ直しが大変でした。
このように、ビジネスホンの販売をするにもかなりの知識や技術が必要となり、販売というより技術説明と言った方が早いのかもしれませんでした。
次回は、技術革新が進展して電子式ビジネスホンの出現による販売道中を記述いたします。
ビジネスホンのリースは、契約期間に注意が必要です。
ビジネスホンを導入していただくユーザーの大半がリースを活用しています。
これは、リースのメリットである初期導入費用がかからず、毎月の経費で処理できて固定資産にならないので手軽に導入できるからだと考えます。

ビジネスホンは、法定耐用年数はデジタル型(現用の商品のほとんど)が6年、アナログ型が10年となっています。
また、下記のリース期間を定める規定もあります。
1.適正リース期間の下限
物件の法定耐用年数が10年未満のものは70%以上(端数切り捨て)、法定耐用年数が10年以上の場合は60%以上と定めています。
2.適正リース期間の上限
物件の法定耐用年数の120%以内(端数切り上げ)と定められています。
上記の規定では、ビジネスホンの適正リース期間は、5・6・7年となります。
主流は、7年が多いようです。
電話機は、故障も少なく長く使うものなのでいいように思いますが、実はこの年数はユーザー側からの要望から決められることよりも業者の都合で決めることが多いのです。
例えば、物件価格1,000,000円の場合、
5年リース:20,000円/月(料率により金額が前後します)
6年リース:17,000円/月( 〃 )
7年リース:15,000円/月( 〃 )
上記を比較すると、5年と7年には月額5,000円の差があります。
したがって、販売業者は安く見せるために7年リースで勧めます。
業者にとっては、物件価格1,000,000円がリース会社から工事後入ってくることになり特に損になることはないので、売りやすい方がいいに決まっています。
しかし、導入されたお客様はそうではないのです。
すなわち、年数が長いほど総支払額が多くなるからです。
5年リース:20,000円/月 >>20,000×60ヶ月=1,200,000円
6年リース:17,000円/月 >>17,000×72ヶ月=1,224,000円 5年との総支払額の差額24,000円
7年リース:15,000円/月 >>15,000×84ヶ月=1,260,000円 5年との総支払額の差額60,000円
上記の結果となり、長いほど総支払額が多くなってしまいます。
また、技術革新が早い昨今は、新しい技術の出現でビジネスホンもかなり影響を受けます。
例えば、IP電話サービスがビジネスホンに装着されだしたのはここ1・2年前からです。
すなわち2・3年前のビジネスホンではこれに対応できていないものもあり、IP電話サービスが受けられない場合もあるわけです。
当社では、これらのことを考慮してお客様には5年リースをおすすめしております。
これは、お客様の利益にもなり、商品陳腐化による取替要望にもかなり対応が容易になりますので今後もこの体制で進めたいと考えております。
関連記事
実際のビジネスホン販売ドキュメントのご紹介
筆者がビジネスホン販売商談のためにユーザー先での営業活動の一部をご紹介します。

■いきさつ
4月中ごろ、当社のホームページをご覧いただいたユーザーから見積依頼のメールをいただきました。
内容によりますと、現状使用中のビジネスホンが古くなり故障がちとのことで取替をしたい意向でした。
一度、来てほしい旨のご要望があり、訪問することにしました。
■訪問
ビルの6Fの事務所を訪問し、担当者の方と面談をしました。
ネットでの販売の場合、訪問しないで成約することもありますが、ビジネスホンの場合は現場を実際に見ておく必要もありますので、できるだけ事前訪問をするようにしています。
現状は、10数年前に導入した古いビジネスホンが設置されていたが、故障がちとのこと。
早急に取替をしたいとのことでした。
電話機は、6F・7F・8Fで合計10台設置。
同じビルの7F・8Fにも電話機をそれぞれ2台づつ設置したい。
また、6Fと8FにはFAXをそれぞれ1台づつ設置したい。
外線は、ISDN回線3本6chで代表ダイヤルイン、代表番号で4chが代表着信、2chはダイヤルイン番号に着信するシステムで使用中。
現状を把握したので、最適システムで見積を提出すると伝えた。
■見積提出
この条件では、岩通テレモアEXが最適と考え、見積書を作成しました。
このシステムは、外線8ch、電話機24台、FAXを接続するポートが2つあるのでこのユーザーには最適であると判断しました。
価格もできるだけ安く提供できるように算出して作成しました。
FAXで見積書を送信して、担当の方に電話をしてすぐに成約をいただけました。
■設置工事
当日、私は所用のため出向くことができないので、工事作業者には事前によく説明しておきました。
通常では、工事開始前に私も出向いてお客様・作業者に確認をしてスタートするようにしています。
現状と同じ配置なので配線もそのまま使用できるので作業がスムーズに進み、設置が完了しました。
