IP電話回線をビジネスホンに接続して使いたい場合
自分でビジネスホンを工事する場合、NTT回線は本体(主装置)のLINEポートにコードで接続すればOKですが、IP回線の場合はどう接続するのかをご説明いたします。

※上図はNTTフレッツADSLの場合の接続イメージです。下記の説明とは異なる個所があります。
■IP回線とは
IP回線は、インターネットプロバイダなどが提供するVoIP電話サービスです。
従来の一般回線と違い、音声信号をTCP/IPに変換されたパケットデータを伝送しますので回線は占有せずに共用して使用されるのでコストが安くできます。
以前のIP回線での通話は携帯電話レベルの通話品質でしたが、ブロードバンド化に伴い、現状ではかなり品質が向上してきており、固定電話並みの状況です。
一般に言うIP回線は、IP電話サービスというもので相手先へ電話する場合、距離に関係なく一律の通話料金となります。全国一律3分8.4円程度などがそのことです。
また、同じプロバイダ同士の通話は無料となります。(提携プロバイダ同士の場合も無料)
電話番号は、「050」が付与されて全国どこでも使用が可能です。
■IP電話回線の接続のしかた
1.プロバイダからレンタルされるテレフォニーアダプタの場合
アダプタに電話機を接続するポートと主装置のアナログポートを電話用コードでつなぎます。
この時、発信設定はPBにします。(プロバイダによりDPの場合もあります。)
2.プロバイダが推奨するテレフォニーアダプタの場合
1と同様の接続設定となります。
3.主装置にテレフォニーアダプタが内蔵されている場合
主装置のIPポートにモデムまたはONU(光ファイバー用回線終端装置)とをLANケーブルで接続します。
主装置でIP電話接続設定を行います。
専門的な知識がないとなかなか難易度が高いかもしれません。
サポートをキチンとしてくれる業者を見つけることが大切かもしれません。
■注意点
家庭でADSL回線でIP電話サービスを使用している場合、発信時は050となり着信時はNTT番号からとなります。緊急機関への発信はNTT回線への迂回となります。
注意したい点は、発信時の発番表示は050となりますので相手先は登録していない限りどこからかかってきたのかがわからないため、着信応答しない場合があります。(売り込み電話と思う)
この時、相手番号の前に****をダイヤルするとNTT回線をつかんで発信となりますのでNTT電話番号が表示される発信となります。(****はプロバイダの説明書などをご覧下さい。)
また、プロバイダによっては050で発信時にNTT番号でかかってくるとキャッチホンみたいな音が受話器から聞こえてきます。
これは、1本のアナログラインにNTT回線と050回線が同時に伝送されるからです。
この場合、キャッチホンを受けるような操作では応答できません。
一旦、050回線を終話してからNTT回線に応答します。
IP回線は安くて重宝ですが、回線状況により品質が低下する場合があることと、前述の通り相手先へは050の表示となりますので、使用方法は注意する必要があります。

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2006年02月02日

