初めてビジネスホンを導入する場合、IP電話は必要か?
初めてビジネスホンを入れる場合、IP電話が必要かどうか思案しますね。
今回はこの問題を取上げてみます。

■IP電話とは
IP電話は、TCP/IPという通信手順を使った通信方法です。
この方式は回線を占有することなく通信ができますので回線当たりのコストが大幅に下がります。
したがって、このサービスで通話を行なえば距離に関係なく使用できますので、一般回線に比べて通信料金が大幅に削減が可能です。
IP電話サービスは、通信回線(ADSL,光など)とプロバイダ契約が必要となります。
NTTは、法規制により回線のみの提供であり、プロバイダは別業者との契約をしなければなりません。
一方、プロバイダ業者は回線とプロバイダ契約をセットにしたプランを提供することができ、このサービス
の中にIP電話サービスも包含するパターンが多いのです。
IP電話サービスに契約するとプロバイダから050-****-****の番号が付与されます。
この番号を使用することにより、050同士または提携プロバイダ同士は無料通話が可能です。
一般電話への通話料金は、3分8.4円程度で距離に関係なく電話ができます。
携帯電話への料金も1分19円程度、国際電話への通話も格安料金となります。
以前はIP電話というと携帯電話以下の通話品質と通話中に切れるという弱点があり固定電話の代替として使用することは控えられていました。
しかし、技術の進歩によりこれらの欠点が克服されてかなりの勢いでIP電話の使用が広がっております。
■法人向けIP電話サービス
前述のプロバイダでのIP電話サービスは1回線のみであり、個人として使用するのでは十分ですが法人使用として用いるには脆弱です。
そこで、各プロバイダは複数回線のIP電話サービスを新たに提供してきて法人へのIP電話サービスを拡販しています。
NTTコミュニケーションズ OCNドットフォンオフィスは、最大30ch程度まで同時使用が可能です。
また、新サービスとして050ダイヤルインサービス(個別着信)や代表サービスなども可能になっております。
■IP電話接続回線について
IP電話とインターネットなどのデータ通信と併用使用を行なうと伝送速度などにより通話が途切れたり切断することがあります。
IP電話の場合は、双方向通信のためダウンロードの伝送容量とアップロードの伝送容量が必要になります。
1通話当たりの必要伝送速度は120KB位を確保する必要があります。
ADSLの場合、24MBといってもベストエフォードであり実際は半分以下の伝送速度が実態です。
しかも、この値はダウンロード時でありアップロードは1MB以下がほとんどです。
(フレッツADSLは、ダウンロード・アップロードがそれぞれ違います。)
例えば、IP電話で通話中にメールで大きな添付ファイルを同時に通信するとIP回線は通話に必要な伝送速度を確保できずに途切れたり、切断したりすることになります。
できれば、Bフレッツなどの高速伝送速度の回線でIP電話サービスを使用すればこのような事は皆無となります。(Bフレッツは、ダウンロード・アップロードも同じ伝送速度です。)
■接続機器について
従来型のビジネスホンにIP電話を接続する場合は、一般電話アナログ回線と同じポートにつなぎます。
1回線の場合は、プロバイダからレンタルされるTA(テレフォニーアダプタ)との接続となります。
新型のビジネスホンであればTAが内蔵されているため、直接接続をします。
すなわち主装置にADSL回線やBフレッツ回線を接続します。
チャンネル数により多機能電話機のボタンに回線割振りをします。
かける時は、ランプの点いていないボタンを押してかけます。
着信の場合は、かかってきたランプを押して応答します。
■当社取扱機器
・TA接続ビジネスホン
NTTパクシア>>IP回線 1本
Panasonic 308J>>IP回線 1~3本
・直収接続ビジネスホン
NTTαGX-S>>IP回線 4本
NTTαGX-M>>IP回線 1~12本(一般回線との合計数)
NTTαGX-L>>IP回線 1本~30本程度まで
NTT X7000>>IP回線 1~20本(一般回線との合計数)
岩通テレモアEX>>IP回線 1~4本
岩通テレマージュ>>IP回線1~8本程度

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2006年02月20日

