デジタルコードレスのゾーン設計について
デジタルコードレスを導入する時、基地局(アンテナ)と子機(コードレス電話機)の間で電波が到達する領域を確定させるため作業をゾーン設計と言います。
この設計を怠りますと使用したいエリアでのコードレスの使用ができなくなる恐れがありますので良く理解して実機などで現地調査をすることが大切なポイントです。
■ゾーン

ゾーンとは、ある1つの基地局から発射された電波が子機に届き、正常に通話ができる領域のことをいいます。
この1つのゾーンは見通しの良いところでは、基地局を中心とした円となり、その半径は100m程度となります。
しかし、実際のゾーンは基地局の設置環境に大きく依存し、形状も円とは異なってきます。
また、柱やロッカー等の障害物により電波の影も出てきます。
一般的なオフィスでのゾーン半径は50m程度となります。
岩通テレマージュでは、1つのゾーン内では子機3台までの同時通話ができます。
1つのゾーン内での同時通話数を増やしたい場合には、スレーブ設定の基地局(マスターを含め最大4台まで)を追加することにより、1ゾーン内で最大15台の子機の同時通話ができます。
■サービスエリア

ゾーンを複数組み合わせることにより、子機が通話できる範囲を次々ひろげていくことができます。
実際のお客様のシステムでは、子機が移動する可能性のある範囲をカバーできるように基地局を複数台設置していくことが一般的です。
このように、ユーザーの無線サービス要求範囲をカバーできるようにシステムを構築していくことをゾーン設計といいます。
このゾーン設計を適切に行なわないと、ユーザーが使いたい所で通話ができないという問題が発生する可能性があります。
適切なゾーン設計を行なってください。
また、設置できる基地局の最大数はシステムサイズにより規定されています。
したがって、システムの基地局最大接続台数がゾーンの最大数となります。
ただし、1ゾーン内での同時通話数を増やすためにスレーブの基地局を複数必要とする場合は、その数だけゾーンの数は減ります。
ユーザーが要求するサービスエリアを実現するために、必要となるシステムのサイズを適切に選択してください。

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2006年04月26日

